1枚ずつちぎれる天糊り風メモ帳を作ってみた!

どうも、アルプスPPSの倉持です。
今回は弊社の無線綴じの機械を使って、1枚ずつちぎって使えるメモ帳を作ってみました。
アルプスの商品に今までないものでしたので、中々挑戦的な試みでした。
挑戦的な試み、いい言葉ですね過程でどういう事があってもポジティブに聞こえてきます!

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うちにある無線綴じの機械は、元々天糊りでの製本を想定していない機械ではあるんですが、
工夫次第でできない事もないという事を製本の職人さんに聞いたんですね。
タイミングよくツイッターで新しく展開し始めた「すぷらちゃん」というマスコットキャラクターを広めるための
プレゼント用グッズを考えていた倉持はもちろん食いつきます。

ならゆくゆくは新商品としてメニューに加えられるかもしれない!という淡い期待を抱き、
デザイナーさんにお願いして、とても可愛いデザインのものを作ってもらい、
当の職人さんの下に足蹴く通ってどういう仕様ならいけるのか確認してきました。

ここまでとても順調です、「うはっ!俺天才なんじゃね?」ってくらい有頂天になってました。
それで「よし、これで問題ないやろ!」と印刷を行い、無線綴じ加工をして、いざ仕上げの断裁!!
というところでアクシデントが発生しました。

メチャメチャ割れてるーーーー!

はい、面付の位置が近すぎました・・・

無線綴じで製本する際に2丁付けで加工して、その二つを断裁で切り離す時なんですが
背の部分が糊付けの分厚くなるのと、無線綴じ用の強い糊を使っているという点で
断裁するとこういう風に割れるのだそうです。
(因みにこれはまだ良いほうです)

それを防ぐためにも面付時のドブ(切り落とす部分)は広めにとる必要があるらしいんですね。

因みにこの段階で色々と問題点も見えてきます。
「本文の用紙が上質紙90kgじゃ厚すぎるだろう」「無線綴じ用の強糊じゃ1枚1枚剥がすのに力がいるでしょう」
「表紙もマットコートじゃなくて上質の方が良いだろう」・・・etc

もう有頂天気分ではいられませんね。

その後色んな職人さんに助けてもらいながらなんとか写真のような形にできました。

「背表紙を糊付けせずに本文のみに糊付けする形なら剥がしやすいよ」
「メモ帳用の糊でも機械じゃなくて手作業で塗れば良いよ」
「勿論製本は手作業だね・・・」etc・・・

本当に色々と助けてもらいました。
本当にありがとうございます。


今回の教訓としてはもっと色んな人に話を聞いて、自分の独りよがりのまま進めないことと、
機械のスペック以上の事は安易に求めない方が良いことですね。
メモ帳はメモ帳用の機械がないと難しいですね。

商品化は・・・・・・多分難しいかなぁ・・・・・・

この記事を書いた人

倉持 悠輔